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2012年10月3日
vol.25「私の魔女ガール生活第五弾をお届けします♪」

こんにちは! 魔女ガールナビゲーターの朝風かおるです。

いよいよ10月、本格的な秋の到来ですね。
スーパーにはサツマイモ、栗、マツタケ、秋刀魚といった
秋ならではの食材が見られるようになりました。

「天高く……」ではありませんが、
さまざまな食材が並ぶこの季節になると、
馬と同じように肥えてしまう私(汗)。
基礎代謝が落ち始める年齢でもありますし、
今後の体型を考えて近くの温水プールで水泳を始めました。

ところがいざ始めてみると、運動不足解消のほかに
精神面への意外な効果があることがわかってビックリ。
無心になって泳いでいるうちに、
軽い悩みやマイナスの感情がうまく整理できるようなのです。
1時間ほど泳くと、身体も心もスッキリするんですよ。

基礎代謝量アップと運動不足解消を狙って始めた水泳ですが、
こんな効果があるなら、
考えがまとまらなくなったときにも
泳ぎに行ってみようかなと思っています。

さあ、恒例の魔女ガール生活に参りましょう。
第5回にご出演いただく先生は、アイラ・アリス先生です!

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

―練香や園芸と、幅広いご趣味をお持ちのアイラ先生ですが、 今ハマっているものはありますか?

刺繍「刺繍はずっと好きですね。
夏の間はあまりやりませんが、
秋風が吹き始めると、また無性に始めたくなります。

写真はアイルランドに行ったときに
キットで購入したものですが
(イニシャルの“A”を、ケルト風に装飾したデザインです)
自分でスケッチした花などの絵を、縫い取ったりもします。」

 

―普段先生が心がけている、魔女ガール的生活ルール
(占術家としてのライフスタイル)はありますか?

「季節を大いに楽しむことでしょうか。
これは日本の魔女ガールの特権かも(笑)。

それと、魔女ガールに限ったことではありませんが、
日々を幸せに生きるためのコツはいろいろありますよ。
中でも役立つのは、「人と自分を比べない」ことかな。
よく使われる言葉ではありますが、本当にこれができるようになると、
生きるのがとってもラクだし、自由になれます(笑)。」

―読者におススメの、魔女ガール的生活の知恵
(占いを生活に生かす方法や健康法など)はありますか?

「こまごまとしたことはいろいろあるけれど、
皆さんにおすすめしたいのは、
『必要なものは、自分の心と体に聞いてみる』ということ。

何かを決断をするとき、または食べ物ひとつをとってみても、
周囲の情報に惑わされるのではなく、
今の自分にとって必要なものなのかどうかを、自分自身に尋ねてみる。
よくわからなければ、タロットを引いてもいいし、
ダウジングをしてみてもいいでしょう。
そうするとライフスタイルは自然とシンプルになり、 健康にもなれます。

『贅沢をしてはいけない』ということではないのです。
でも、『足るを知る』ということにはつながると思います。
そして何よりも、五感やそれ以上の感覚が、
研ぎ澄まされてくるのがわかるはずです。」

―「足るを知る」……深いお言葉です。
必要なものを必要なだけ持つというのは、本当の意味で
金と物の両方を活かす方法かもしれませんね。

私は普段、お店に並んでいる商品を「珍しい」とか「安いから」とか、
安易な考えで手を伸ばすほうでして(汗)。
でも、「必要かどうか」を基準に考え直すと、
今時点で必要ない物まで購入してしまっているように思います。

では「魔女ガール」には定義がありますが、
先生がイメージする魔女ガールはどんな女性ですか?
また、イメージに近い有名人がいれば、教えてください。

「強くて優しく、そしていくつになっても
子供のように瑞々しい感性を失わない人でしょうか。

日常生活に追われていると、
たったこれだけのことを守って生きていくのが、
どんなに難しいことであるかを思い知らされます。

イメージとしては……
王道ですけれど、絵本画家のターシャ・テューダーさん。
生き方もですが、見た目もまさに“魔法使いのおばあさん”(笑)。
数年前の映画「西の魔女が死んだ」のおばあさんも、
まさに魔女のお手本みたいな人でしたね。
私もいつか、このお二人のような
素敵なおばあさんになれたらと思います。」

―おススメのパワースポットやラッキーアイテムがあったら、
聞かせてください。

「“魔女ガール”を目指すなら、ぜひ一度はケルトの国と言われる、
アイルランドへ行ってみてほしいです。
『タラの丘』は素晴らしいですよ。なにもないけど(笑)。

国内なら……好きな場所は、山梨県の小淵沢と、
イーハトーブ(岩手県の遠野や花巻のあたりでしょうか)。
小淵沢には、学生時代に馬術部だったころの思い出もあり、
のんびり馬に乗りたくなったときに出かけます。
遠野は、妖怪やもののけのふるさとでもありますね。
この秋にも行ってきました。どちらも、私に元気をくれる場所です。」

―ケルト文化は私も心惹かれるものがあります。
聖地タラの丘……いつかは行ってみたいです。
ところで、先生の愛読書は何ですか?

「読書好きな人でも、何度も読み返す本となると、
そう多くはありませんよね。
そんな中で私がどうしても手放せないのが、宮沢賢治の童話集。

宮沢賢治に限らず、童話や絵本の中には、
人生を生きていく上で大切なものがすべて詰まっているような気がします。
だからこそ子供が読むものなのでしょうが、
大人になると忘れてしまうことってとても多いですし、
大人になって壁にぶつかって、初めて気づくこともたくさんありますよね。

だから、皆さんにもぜひもう一度読んでほしいのです。
友達の大切さ、約束を守らなければいけないこと、
嘘をついてはいけないこと、人を許してあげること
……魔女ガールに限らず、人にとって必要なものを、
何度でも教えてくれますよ。」

―最後に、読者の中には占術の勉強をなさっている人も多いと思います。
勉強の仕方とか上達のコツのようなものがあれば、教えてください。

「これはもう、“習うより慣れろ”。
もちろん基礎的なことは勉強が必要でしょうし、
暗記しておくべきこともあります。
でもそれより先は、“学”ではなく
“術”の部分なのです。

泳ぎ方をいくら本で勉強しても、
水に入ってみなければ
本当に泳げるようにはならないのと一緒です。
アイラ先生とにかくたくさん使ってみて、サンプルを集め、
分析し、検討する。
そのうちに、自分なりの解読法がつかめてきます。

それでも“ここまでやれば完成”
ということはないので、
ずっと研究は続くのですけどね。

あとは、“好きこそものの上手なれ”です(笑)。
好きなら続けられるでしょうし、続けていれば上達もしますよ。」

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

「魔女ガール」というライフスタイルを、
研究所の先生方の中で最も楽しんでいるアイラ先生。
ご自宅のお庭でハーブや妖精が好むお花を育てたり、
アロマで練り香を作ったりと、まさに現代版魔女のお手本のような方です。

ナビゲーターに就任してもうすぐ1年。
私なりに魔女ガールライフを満喫しているつもりですが、
魔女ガールライフとはなかなか幅が広く、奥も深いものだと
アイラ先生のお話を聞いて思いました。

それでは次回をお楽しみに!