まず鬼門として最も重要な方位・北東（丑寅）には何があるでしょうか。

方位盤に基づいて線を引いてみると、
この方位には約2000年も前から存在するという根津神社があります。
では、根津神社へ出かけてみましょう。
根津神社へは千代田線「根津駅」、「千駄木駅」あるいは
南北線「東大前駅」より徒歩５分～１０分ほどです。

根津神社は、日本武尊（やまとたけるのみこと）がここ千駄木のあたりに祀ったと言われる
東京でも最も古い神社のひとつです。
江戸時代、五代将軍徳川綱吉は、世継ぎが決まったのを機に現在の社殿を奉建、
千駄木の旧社地より遷座しました。
明治時代には、明治天皇が勅使を使わされ、国家の安泰を祈願したとも言われる由緒ある神社です。
御祭神には、須佐之男命（すさのおのみこと）ほか菅原道真公も祀られています。

"根津神社の社殿のある区名は文京区と言い、特にこの辺りは、清涼の気に充ちています。
知識、教養、文学など学問や文化の香りのするパワースポットです。
境内には、文豪夏目漱石や森鴎外などの文学者の足跡も伺うことができ、
しばし教養豊かなパワーを吸収することができます。
さらに境内には、樹齢数百年におよぶ大木があり、
特にこの辺りはパワーがみなぎっているように感じます。

私は、ここを知識と知恵の源・風象のパワースポットと定めました。

続いて、日枝神社を中心にして、北東の根津神社の反対側の方位、すなわち
南西のパワースポットを見つけに行きましょう。