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2011年12月21日
vol.17「ルネ先生を偲んで」

こんにちは。魔女ガールナビゲーターの朝風かおるです。

今回は11/22に他界されたルネ・ヴァン・ダール・ワタナベ先生の追悼特別版として、
先生の名言集をお送りしたいと思います。

先生は長きに渡り、著書を始めとするメディアの中で、
さまざまな言葉を残されています。
それらをまとめ、お送りすることで、
皆さんと一緒にルネ先生を思い起こし、その思想や人柄を偲びたいと思います。

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人間はいかに霊長類の長であろうとも、
たかだか80年しか生きられない儚い生き物です。
植物の種が芽を出し、花を咲かせ、実を結び、そして枯れていく。
こんな一連の何の変哲もない自然の仕組みを、
人間は80年の時間をかけてやるだけの話です。

現状にそぐわないほどの欲を張らないこと。
そして、他人に対して優しくなることが大切です。

競争心を燃やして、他人と争うような立場に自分を追い込まない生き方を
大切にしてください。

(「ルネの超能力入門」より)

人間は自分の人生を、化学実験の試験管やフラスコの中で生きていくわけでは
ありません。毎日の暮らしは、地球が太陽の回りを回っていると実感するより、
東から陽が昇り、西に沈むと認識しているのではないでしょうか。

そればかりか、ちょっと考えていただければわかるように、
人間は、月を見てもの思いにふけったり、あろうことか恋などという
まったく科学的根拠のない不可解な行動をしてしまう生き物です。

人間は、その存在自体が科学的行動様式をインプットされた生命体ではないのです。

(「ルネの夢解き事典」より)

時代とともにむなしくうつろう「常識」にかわって、私があなたに提案するのは
「良識」をもつことである。良識、それはあなた自身の魂の声である。
良識は為政者とも時代とも社会体制とも六法全書とも、
いっさい無関係なところに存在している。

キリストに諭されるまでもなく、飢えて差し出す子供の手に
あなたはヘビを握らせはしまい。
ウサギ小屋からプールつきの家へ移るために、金権最優先の社会のなかで
あなたは何を失ってゆくのか、もう一度ここらで立ち止まって
考えてもよいのではないだろうか。

(「運命学の真実」より)

占いの基本はどうしても知りたいと思う「未来の予兆」を知ることですから、
何でもかんでも占いに頼るというのは良くありません。
まず、自分自身でできるだけ「現在」をより良くする努力をし、
そして、いよいよ、本当に迷ったり、困ったりした時にだけ占いをするのが
正しいやり方です。

(「愛の白魔法」より)

あらゆる職業の人に人間性、技量などの程度の差があるように、占い師にもまた、
質の良否の程度があるということを認識してもらいたいと思います。
優れた占術家を友とすれば、人生の心強い随伴者を得たことになります。

(「ルネの夢解き事典」より)

もし、あなたが小説を書く場合、それがベストセラーになるような共感や価値を
生み出す作品であるとしたら、その作品の内容は決して平坦なものではないはずである。
ヒーロー、あるいはヒロインは、何度となく危機に見舞われ、
時には絶体絶命のピンチにさらされる。
しかし、その結末をどうするかは、作者の意思に委ねられている。

泣いても笑っても今日と言う日は、今日と言う日以外にはない。
笑うか泣くかの判断は本人にゆだねられているが、
出来ることなら、無理をしてでも笑うほうが良い。

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他にも、ルネ先生のステキな言葉はたくさんあります。
興味のある方はぜひ先生の著書を開き、
先生からのメッセージを見つけてくださいね。