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2012年3月28日
vol.20「運を招く歳時記生活」

こんにちは! 魔女ガールナビゲーターの朝風かおるです。

まだ寒さはあるものの、三月に入ってからの日差しに
春の訪れを感じるようになりましたね。
とは言え、今年の春は寒暖の差が激しくなりそうな気配がありますから、
体調にはよりいっそうの用心を心がけてください。
暖かい日でも帰る際に気温が下がっていることを想定して、
羽織るものを一枚持ったり、着脱のしやすいコーデにしたりと、
気温にすぐ対応できるようにしてくださいね。

さて、毎回皆さんに研究所の出来事や
生活を楽しむヒントをお届けしている(つもりの)このコーナーですが、
今回はちょっぴりスピリチュアルなお話をしたいと思います。

魔女ガールの皆さんは、四季折々の伝統行事を
お家で楽しんでいますか?
ひとり暮らし世帯が多い都会の人や働き盛りの年代は、
「面倒だから、家ではしない」とか、
「お正月とバレンタインデー、クリスマスくらいかな?」
なんて人も多いのではないかと思います。
でも、もっと年中行事を楽しんでもらえると良いな、と朝風は思うのです。

なぜなら、季節の行事は招福を願うものが多いから。

ひな人形例えば
ひな祭りは女の子の成長を願う行事ですが、
元々は男女関係なく厄を払う行事だったそう。
縁起のよい桃の花を飾り、
紙人形で身体をなでて不運を移し、
川に流すことで、不運を払って
幸運を招こうとしたのですね。

他にも、
お花見は桜の美しさを愛でるだけでなく、
植物の生命力を身体に取り込むために行われていましたし、
端午の節句は健康を祈願した儀式、
七夕は念願成就とお裁縫や字の上達を祈るなど、
多種多様な願いが、行事の中に込められています。

昔の人々も現代と同じように、限りある生をできるだけ裕福に、
幸せに過ごしたいと願ってきたんですね。
開運術として行事が生まれたのなら、現代でも効果があるはず。
ちょっと試してみても良いとは思いませんか?

ただ、行事を詳細に再現する必要はありません。
4月にはお弁当を作ってお花見に出かけるとか、
5月は兜の置物を飾って菖蒲湯に入る、
7月はミニミニの笹飾りを作っておそうめんをいただくなど、
自分なりに工夫して、できるものを始めてみてください。

一般的な行事は楽しんでいるつもりだけど、
他にどんな行事があるのか知りたい、という上級者は、
「歳時記」というものが書店で販売されています。
それを参考にすると、更に行事を楽しめますよ。
(ただし、単に歳時記と言うと俳句コーナーに案内される場合がありますので、
「暮らしを楽しむための歳時記が欲しい」と、店員さんに説明してくださいね。)

桜行事を生活に取り入れると季節を楽しむ気持ちが生まれ、
生活自体にもメリハリが出てきます。
そして、毎日をウキウキ、ハッピーに過ごすことが
開運の原動力にもなるのです。

毎日を楽しくできる歳時記生活、皆さんも始めてみてくださいね。