- 2002年8月21日
- vol.14「開運・甲子園」
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今年は何かと忙しく、開運大学も休講していましたが、久しぶりに登板致します。
よろしく、おつき合いください。夏の風物のひとつに「全国高校野球選手権大会」があります。
いわゆる「熱闘甲子園」と呼ばれる、文字通り高校生の熱い熱い戦いが繰り広げられます。
甲子園までたどり着くまでには、各地域の数多くの試合を勝ち抜いてこなければならないので、
晴れ舞台のグランドに立つことのできる選手は、皆、技量優秀なこと間違いありません。
各人の大活躍を祈るのみ。この選手たちの中から未来のプロ野球選手が何人も生まれるのですから。しかし、高校生のスポーツとは言え、勝負の世界は厳しいものがあります。
力の限り戦って優勝旗を手にすることができるのは、たった一校に過ぎません。
練磨した技もさることながら、「運」の良し悪しも試合の明暗を大きく左右するように思えます。
「幸運」を呼び込める選手が多くいるチームは、やはり、勝ち星を多くあげていきます。力戦を続ける選手諸君には、申し訳ないかもしれませんが、
私は、「運気を判断するプロ」として、甲子園大会を毎年活用させてもらっています。
それは、試合の勝敗を当てるというようなことではなく、
選手個人の「運気」をテレビに映る表情や態度から的確に読み取る学習と訓練です。
占術の分野では「観相気測」と呼ばれる術です。
鑑定する個人からにじみ出してくる「運気」の強さとその「出力の方向性」を
的確に見分ける技と言ってもいいでしょう。甲子園に出場するようなレベルの選手は、誰もが「必勝」を期していて、
マウンドに立った時やバッターボックスに入った時は、まず、邪念がありません。
全神経を一球に賭けた球児の気迫が、テレビから伝わってくるのです。
私は、テレビに映し出される一人一人の選手の顔や態度を、
こちらも真剣そのものの表情で観察しています。「何もそんなに真剣に見つめなくたって・・・」と、家人には言われますが、
占術家にとって、こんなに「観相気測」のレベルアップが図れる機会も滅多にありませんから、
思わず、テレビの画面を食い入るように覗き込む格好になってしまいます。トレーニングと言うものはありがたいもので、常日頃から、このようにして「人間観察」を続けていると、
不思議に、その人の「運気」や「魂の様相」が次第にわかるようになってくるのです。どこのチームを特別応援しているというわけではないので試合の趨勢には関係ありませんが、
「この選手はヒットが打てる」「この選手はうまくいかない」とかなり的確に判定できるようになるものです。人生にとって「ここ一番」と言う場面で「運」を掴めるかどうか、
それは実力を越えてとても大切なことです。
私の仕事はご縁のある方を「幸運体質」に改善することですから、
これからも、こうした地道な「運気増幅」のために役立つ基礎研鑽を続けていきたいと思っています。また、この開運大学では本格的なプロの占術家やアストロセラピーをめざす方のために、
研修生募集も行っています。
新しいジャンルの世界で活躍してみたいと思われる方は、どうぞ、奮ってご応募ください。残暑が続きます。どうぞ、お身体を大切に。