- 2017年2月22日
- vol.30「占星学の覚えかた」月影沙織
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月影です。
つたないながらも占星学の講師をさせていただいているのですが、
よくある質問のひとつに「どうやったら覚えられますか」
というものがあります。占星学において覚えるもの、という定義は
難しいところがあるのですが、
基本中の基本とすれば、星座、惑星、ハウスの意味
といったところでしょうか。
これら、簡単にいうと連動しているので、
12星座を覚えると、惑星もハウスもほぼ覚えたことになります。では、12星座をどう覚えていくかというと、
「これで覚えられる!」という確実、絶対的な方法はありません。
人によって、覚えかたはさまざまです。例えば、日本の歴史を覚えるときに、
ひたすら書く人、ひたすら声に出して暗記する人、
マンガや小説をよむ人、関連したドラマや映画を見る人、
いろいろな方法があると思います。
覚えるために、どの方法が良いかは、個人が決めることです。私個人として、ひとつ提案させていただいているのが、
具体的な登場人物が何座か考えるというものがあります。例えば「ドラえもん」に登場する「のび太くん」は何座か、
と考えるのです。
ドジで勉強も運動もできなくて、すぐにドラえもんを頼る彼。
牡羊座ではないな…、牡牛座はどうだろう?
すぐ泣き、お人好しなところは魚座っぽいかな…などと考えていき、
自分が明確に説明できる星座をあてはめていきます。しかし、「のび太くん」は公式設定で獅子座となっています。
その場合、彼が獅子座である根拠を語れるようになればよい、
というわけです。そのようなことを繰り返していくと、
いつの間にか星座の特徴を覚え、
それが関連する惑星やハウスの意味を覚えていくことに
つながると思います。同様に身近な人の星座を想像して、
本人に何座かをきくのも良いのではないでしょうか。