- 2017年5月23日
- vol.33「バラ薫る庭」ジョアンナ・リリス
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私ことジョアンナ・リリスは4年前からバラを育てています。
初夏を迎え、バラは今が1番見頃のシーズン。
朝、玄関を開けると漂う甘い薫りが、
幸せな1日をスタートさせてくれます。うちのバラは無農薬で育てているため、
いろいろな楽しみ方ができるんですよ。
咲き終わりかけたバラの花びらを
バスタブに浮かべて優雅な気分に浸ったり、
エディブルフラワーやジャムにして食べたりとか。
(「エディブルフラワー」とはケーキに飾ったりして、
目で見て楽しみながら食べるお花のこと)反面、薬を使わないので毎日害虫が寄ってきますが、
それを食べる益虫も訪れ、
さらに虫を狙って鳥も舞い降りてきます。
こういった食物連鎖を自分の庭で目の当たりにすると、
自然の縮図がそこにあるかのように、
とても不思議な喜びを感じずにはいられません。そのように今でこそ身近に在るバラですが、
発端は紀元前にヒマラヤ辺りで発見されたものが、最初だと言われています。
その造形の優美さや薫りの素晴らしさから、香水や媚薬として用いられ、
美を司る花として尊重されてきました。太古の魔女達も、バラのパワーを様々な呪術に生かしています。
せっかくなので、そんなバラを使ったおまじないを1つ紹介しますね。星座にはそれぞれラッキーカラーが存在しますが、
そのカラーに応じたバラを身近に置けば、
あなたの愛や美を応援してくれるでしょう。「牡羊座=ピュアレッド」「牡牛座=ローズピンク」「双子座=クリーム色」
「蟹座=ホワイト」「獅子座=バーミリオン」「乙女座=イエロー」
「天秤座=サーモンピンク」「蠍座=パープル」「射手座=オレンジ」
「山羊座=ブラウン」「水瓶座=ブルー」「魚座=ラベンダー」
以上がバラの色を選ぶ際のラッキーカラーになります。このカラーをメインにした、バラの花束を部屋に飾ってみてください。
あなたが落ち込んだり、寂しい時、緊張がほぐれない場合や、不安にかられたら、
バラの花を両手で包み、目を閉じて深呼吸してからそっと薫りを嗅いでみましょう。
バラの魅惑的な薫りがあなたを包み込み、心の中が幸せ色に染まっていくはず。どうでしたか?
まだまだ書ききれないこともありますが、
この文章を読んで少しでも興味を持たれた方は、
バラの魅力についていろいろと調べてみてくださいね。バラの魔法が、あなたの生活に潤いを与えてくれますように――