- 2019年5月31日
- vol.57「価値観が変わる、紙幣が変わる」月影沙織
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月影です。
先日、紙幣のデザインが刷新されることが発表されました。
実際にそのデザインで発行されるのは2024年になるそうですが、
改革と変革の惑星・天王星が
金銭を司る牡牛座を安定に運行しだしてのことだったので、
「まさに!」と感じてしまいました。
そこで現行のデザインの人物と、
新札の人物の星座を調べてみました。福沢諭吉 山羊座
樋口一葉 蠍座
野口英世 牡牛座「価値」「ステータス」に敏感な山羊座と牡牛座があるのが
興味深いです。
そもそも牡牛座は金銭を表す2ハウスを司る星座。
また、蠍座は遺産や保険などを表す8ハウスを司る星座です。
まさに、お金に関わる星座の人物がデザインされているのが
興味深いところ。
山羊座は社会を表す10ハウスを司る星座ですし、
全体的にきちんと「お金がらみ」の星座で構成されているなぁと思いました。福沢諭吉が登場したのは1984年。
その前後で海王星が山羊座へ、冥王星が蠍座へ移動。
樋口一葉、野口英世は2004年。
その前年に天王星が魚座に移動しています。
デザインが変わるときに、
いずれかのトランスサタニアンが星座を変えているのも、
また興味深いところ。渋沢栄一 魚座
津田梅子 山羊座
北里柴三郎 水瓶座渋沢栄一は実業家ということで、
新札のデザインに選ばれたようですが、
魚座はビジネスはあまり得意ではない印象。
慈善や奉仕の星座ですから、どちらかというと
利益には無関係な感じがするからです。
しかし、全星座に適職はあります。
魚座は組織に属さず自由な環境で特に活躍する星座であり、
芸術や医療の分野が適職といわれています。魚座の守護星である海王星は空想の世界、
仮想空間を司るといわれていて、
近年のSNSの発達や仮想通貨の台頭は、
この海王星のイメージがつきまといます。また北里柴三郎の水瓶座は改革の星であり
科学技術を司る星座ですから、
そんなところからも現金ではなく
カードやスマートフォン、ネットバンキングなどでの決済が
ポピュラーになってきていることを表しているような気がします。
(日本は世界に比べて現金決済が多いですが、
世界的にはカードやスマホでの決済が
“当たり前”になってきているそうです)社会を表す山羊座は、
福沢諭吉に替わって女性である津田梅子が担当。
ますます女性が社会の中心になって、
経済も動かしていく暗示と思うのは考えすぎでしょうか。どちらも山羊座がいますが、
それをとりまく星座が変化していて、
時代を映しているような気がします。渋沢栄一は実業家としての評価で選ばれたようだと前述しましたが、
慈善家としても有名な人物でした。
数々の医療関係の施設の設立に携わっていたところは、
まさに慈善と奉仕の魚座!という感じです。また実業教育、そして女子の教育に力を入れていたことを聞くと、
ますます津田梅子が選ばれたことが運命的に思えてしまいます。