- 2019年12月5日
- vol.63「グレート・コンジャンクション」月影沙織
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星占いが掲載されているサイトや雑誌で、
お目にかかっていることも多い
「グレート・コンジャンクション」。木星と土星がコンジャンクションする現象で、
約20年に1度のペースで発生します。今回は2019年12月~2020年3月あたりまで山羊座で。
2020年12月中旬から2021年1~4月と8月~12月あたりまで
水瓶座で形成。
(度数を計算すると、実際はもっと期間は短くなるのですが、
だいたいの期間ということで、ご容赦を)どんなことが起きるかなと思いつつ、
まずは前回はどうだったかと。前回は2000年ごろ、牡牛座で形成。
牡牛座は金銭を司る星座で、それらしいことといえば、
沖縄サミットとミレニアムということで、
二千円札が発行されてます。
あと、五百円玉硬貨がリニューアルされました。
ITバブルが発生したのも、この頃です。思えばミレニアムということで、
ややお祭り的なムードがあった頃ですね。
(世紀末思想がおおいに盛り上がった?翌年でしたしね)惑星がタイトに角度を形成した頃は、
当時の小渕総理が急に亡くなり、政界が混乱しました。山羊座は社会や政治を司り、
冥王星もそのコンジャンクションに加担するので、
社会的影響の強い大きな事件がありそう。
そうなると個人的にも影響しますから、
大きな方向転換やゼロからのスタートといったことを
強いられる方々も出てくるでしょう。山羊座は伝統や格式を重んじますから、
ちょっと窮屈かもしれませんが
厳しいルールの中で動くことを選択するといいかもしれません。
慣例に習うとか。水瓶座は一転、改革の星座ですから、
慣例を破り、新しいことにチャレンジしていくことを
求められるようになります。
化学分野や組織のありかたに大きな変革がもたらされそう。
AIなどが、かなり私たちの生活に入り込み、
それによる便利さも問題も次々と表面化していきそうです。さらに個人的にどんな影響を受けるのかを知るには、
自分のホロスコープの中で、
グレート・コンジャンクションがどこで発生するかを
分析するといいでしょう。上手く活用すれば、
大きな飛躍をすることも可能なはずです。