- 2020年1月5日
- vol.64「あけましておめでとうございます」モナ・カサンドラ
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あわただしく年の瀬を過ごし、
年の初めは身が引き締まる思いがします。「あけましておめでとうございます」
年々、時の流れが速く感じるようになってしまうのも、
また時の流れというものでしょうか。
2020年はオリンピック・イヤー。
占星術では元旦に太陽が運行している山羊座に、
幸運と拡大の星・木星と試練と抑制の星・土星が
運行するところから始まります。
山羊座には破壊と再生の星・冥王星も滞在中で、
さらに行ったり来たりしながら、よく動く水星も
太陽とともに半月ほど山羊座を運行。
山羊座カラーが、いつもより濃く感じられる年明けとなっています。ぱっと見には厳粛な年明けとなりそうです。
時を重ねなければ完成させることが叶わない課題が、
相当数明らかになるでしょう。
頭の痛い問題が山積みですが、
山羊座にはそれをものともしない、
陽気なしぶとさがあります。山羊座のマークは牧神パンの変身し損ねた姿といわれていますが、
この神様は葦笛を吹き、踊っている姿でよく描かれます。
変身に失敗して、恥じ入っているものの、もともとは陽気な神様なのです。
音楽を発明したのは太陽神アポロンでも、水星神ヘルメスでもなく、
牧神パンであるといわれることもあります。ただ、パンは「パニック」の語源になったとも言われる神様ですから、
パニックを起こしたりしないよう、
冷静であるよう心がけたほうがいいでしょう。
そのように心がけた姿が、
今の山羊座の性質を形づくっているともいえます。2020年は山羊座の性質をよく研究し、
行動すると開運につながりそうです。
時間をかけ、失敗に屈せず、
職人魂を発揮すれば、星はあなたを祝福してくれるでしょう。