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2020年12月30日
vol.76「風の時代」月影沙織

占星術界ではまさに
「風の時代」と「グレート・コンジャンクション」
という言葉で賑わっている。

少しでも占星術をかじっている方ならば、
2020年12月22日に木星と土星が水瓶座にて、
グレート・コンジャンクションをタイトに形成したことを
ご存知だろう。

風の星座でグレート・コンジャンクションが形成されるようになる、
まったく新しい「風の時代」がスタートしたわけである。

今まで約240年ほど、
地の星座で形成されてきたグレート・コンジャンクションが
これから約200年間は風の星座で形成されるようになるため、
世界的に大きな転換期を迎えることになる。

世界の価値観が、生活様式が変わっていく。

非常に簡単に言ってしまうと、
風の星座のような性質の人が
生きやすい時代になっていくということだ。
これまた簡潔に言ってしまうと、
風の星座の好むような行動やアイテムを選択していくと
幸せになりやすい、生きやすいということになる。

しかし、そんな「風らしいもの」が
この世界すべての人に「合う」とは限らないし、
「使える」ともいえないし、
そもそも素質を持っていないかもしれない。
そうすると拒絶反応を起こしたり、
生きづらさを感じてしまったりする人もいるだろう。

だから個人的にはホロスコープを活かした生き方を根本にしつつ、
無理なく使用可能な「風らしいもの」を取り入れていけばいいと思う。
いざとなったら、無理に使わなくてもいいと思うのだ。
(ただし必要な「無理」はしなければならない時がある)

ホロスコープの示す可能性は、どんな時代でも、
その人を活かしていくツールだと思う。

自分の可能性が、
この「風の時代」のどこにあるかを見定めていくには、
ホロスコープは非常に便利で明確だ。

ホロスコープを使えば、どんな時代がきても、
ある意味関係ないのでは。

なぜなら、
そこにその人だけの可能性が示されているわけだから。

新しい時代が始まったらしい。

改めて、自分のホロスコープに向き合う時間を
作ってみることにしようか。