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2024年4月29日
vol.110「懐かしいお話」加賀宮萌

先日、ルネ先生の音声データを聴く機会がありました。
記憶に残っている声と違いなく、
お別れから12年も経ったというのに、思い出は今も鮮明です。
先生の大好きなバラが咲きつつあるこの季節に……
「先生の懐かしいトーク」をふりかえってみたいと思います。

「船に乗りたければ、船着き場へ」
チャンスが欲しければ、
チャンスを得られそうな場所や状況に飛び込まなければいけない。
待っているだけでは、何も始まらないよ、というお話。
「もし歌手になりたければ、
お部屋で寝っ転がっていてもチャンスは降ってこないから、
上京したり、オーディションに応募したりしないとね」と仰っていました。
2024年の今、お部屋にいても動画投稿で歌を披露できますし、
インターネットの発展によりチャンスの数がグッと増えましたね。
ますます「行動あるのみ」を実感します。

ちなみに先生は最新デバイスをいち早く取り入れたいタイプでしたので、
存命ならカウンセリングにスマホを活用したり、
YouTubeチャンネルの開設には積極的だったりしたのではと想像します。

「運は乱にあり」
運が大きく動き、混乱に満ちているときこそチャンスを掴みやすいという話です。
「ピンチはチャンス」ですね。
「何も起こらない無風の人生は楽しくないだろう?」とも仰っていました。
若い頃の私は「えー、できるだけ波風が立たない、
つまらなくても穏やかな人生のほうがいい」と思ったものです。
でも、歳を重ねるほどに、無風の人生は実現しがたいということ、
そして困難に遭遇したときの判断と態度が人生の柄行きとなるということが
だんだんわかってきたような気がします。

「看板をお買いなさい」
ルネ先生の祖父の言葉だったそうです。
お店のフロントにディスプレイしてあるものが一番いいものだから、
一番いいものを買いなさいよ、という意味です。
コーディネートに迷ったら、思いきって
マネキンが着ているものを一式そのまま買うのもいいんじゃないかな、
とも話していました。

「お友達を、飛び越えたらだめよ」
お友達を介して知り合った人とは、
そのお友達抜きで仲良くしないように気をつけなさい、というお話。
おつき合いのマナーですね。

「人は好きなことしかしない」
したいからする、これが人の原点だと仰っていました。
たとえつらいことでも、それを好く何かしらの理由があるからそれを選ぶ。
だから、好きでもないことをするべきではないし、
当人が好きでないことを押し付けてもいけない、と話していました。

先生のやさしい語り口が偲ばれます。
聞いた当時は私が未熟すぎて胸に落ちなかったけれど、
後々「こういうことかな?」と少しずつですが、
理解できるようになったお話もあります。
またの折に、ご紹介させていただければと思います。